2004/05/24  EOS 300D (Without IR Cut Filter)

バンビ



撮影日時: 5/14  気温:8℃ (高嶺山)
撮影機材: CANON EF 80-200mm 1:2.8 L (fl 85mm F3.2)
EOS Kiss Digital 改 (EOS300D)
光害カットフィルター: LPS-P2
赤道儀: GP-D ガイド: AGA-1
 感度: ISO 800  露光: 180秒 データ形式:RAW  WB: 太陽  TIME: 24:51 〜 26:18 撮影枚数: 26枚
コンポジット数: 24枚 ダークフレーム減算:なし 180度回転合成: 12+12


欲張ってM8・M20・M17・M16を入れたが、お題目を付けるのに困りました。
「M8・M20・M17・M16」 では、様になりません。
何度も画像を眺めていていると中央に気になる物があります。
目のような暗黒部と動物のような横顔
以前聞いたことがある「バンビ」です。
無知で撮った画像の真ん中にしっかりポーズを取っている。
コレだから素人は楽しいのです。




■画像処理
180度回転合成が上手くいってカブリ等はクリアできた。
たが、StellaImageでのコンポジットが相変わらず成功率が低くて画面の下部がずれている。
何とかならないものだろうか。

背景色で苦労している間に、いつの間にか星雲の赤が浮いてしまっている。
白飛びも目立つ。


■LPS-P2の色抜け
左の画像は去年撮影した馬頭星雲(未発表)です。
色が変だとおもいませんか?
NGC2024(燃える木)の黄緑掛かった色が出ないのです。
馬頭の背景色の赤と同一で変化がありません。
今回のアンタレス付近やバンビも黄色や黄緑系の色が出辛い。
次回はLPS−P2無しで色の違いを検証します。
光害に有効なLPS−P2ですが対象物によっては単調な色合いになってしまう心配があります。