2004/04/22  EOS 300D (Without IR Cut Filter)

アンタレス付近



撮影日時: 3/28 25:44 〜 27:58 気温:-1℃ (高峰山)
撮影機材: NIKON 180mm AF ED F2.8
赤道儀: GP-D ガイド: AGA-1
EOS Kiss Digital (EOS300D)
TIME: 25:44 〜 26:47 感度: ISO 800  露光: 120秒 データ形式:RAW  WB: 太陽  撮影枚数: 24枚
TIME: 26:58 〜 27:58 感度: ISO 800  露光: 300秒 データ形式:RAW  WB: 太陽  撮影枚数: 12枚
コンポジット数: 36枚 ダークフレーム減算:なし
赤外カットフィルター: なし 光害カットフィルター: LPS-P1

 改造依頼も落ち着き始めたので、5ヶ月ぶりに遠征。
久しぶりの撮影で調子が取り戻せなく、アンタレスのみボ〜っと撮り続ける。
おかげで36枚もコンポジットするはめになりました。

 今回の撮影のためにStellaImageとPhotoshopをバージョンアップ。
コンポジットはStellaImage、画像処理はPhotoshopで作業します。

 StellaImage3はコンポジットが上手く出来ないことが多いのでStellaImage4に期待したがあまり変わらない。

 Photoshop CS は念願の16bit処理機能が増えて満足している。
CameraRaw機能は便利な機能で感心するが、ダークフレーム減算を行う天体画像には使えないので残念。
でも、偽色消し等ほとんどの機能は少し遠回りな作業をすれば可能です。

 今回のアンタレス付近は以前から撮ってみたい対象であったが、色を出すのにこれほど苦労するとは思ってもみなかった。
36枚も撮影したのが功を奏して、何とか処理が出来たが不満もあれこれ残る。
一番気になる偽色等のノイズは、少し癖が出ているが上手く消せたと自負している。
いくらコンポジット数を多くしても偽色消しをして下地を作っておかなければ強調処理に耐えられなくなってしまう。
ダークフレーム減算をサボったため、画面下にざらつきが出ているが。

左は36枚コンポジット画像(WBが太陽なので真っ赤)
どんな設定でも結果は同じと考えているので、ISOもWBも適当にやっています。