行き当たりバッタリの改造を日誌にしました。
見づらい文面ですが私と同じシステムのかたは、肌で感じていただけると思います。
おいおい!そこまでやっちゃ駄目と危惧されている既得な方、メール待ってます。
|
・最後の手段、シュミカセの主鏡固定 ・撮影(しらびそ) ・極軸望遠鏡の光軸調整 ・撮影(平谷峠) |
2001/05/29最後の手段、シュミカセの主鏡固定これまでの対策では一向にガイドエラーが治まりません。 ----------------------------------------------- 過去の対策; @三脚の補強 A赤道儀のギヤーバックラッシュ調整・ギヤ比の変更 B極軸望遠鏡の軸合わせ Cガイドマウントの補強 Dガイド鏡のミラーシフト防止(ミラーを固定) 半年かけてあれこれやってきましたが一向に解決しません。 そこで最後の手段としてシュミカセのミラーシフト対策を実行しました。 ピント調整ノブに押しネジを付け(富田式?)ミラーシフト対策をしていますが、効果に疑問を感じています。 主鏡のスライドパイプとバッフルパイプには結構ガタがあり、調整ノブのボルト1本を固定しても駄目だと思います。 ----------------------------------------------- 以前から、簡単確実にミラーを固定する方法は無いものか考えていましたが、いいアイデアがでました。 言葉では難しいですが一応説明して見ます。 @主鏡のスライドパイプ中央にH形に切りこみを入れます。(Hの縦線2本はパイプを輪切りにする方向) パイプ全周に切りこみを入れると当然ちょん切れますので縦線2本は全周の50%以下にします。 横線は20mm強。 当然ミラーは外しておきます。 A切りこみ部に巻きつくアルミ締付けクランプを自作します。(外形66φ内径48φ厚み20t) 割りを入れてキャップボルト(M5)で締付けできるように加工します。 Bスライドパイプにクランプを通し、切りこみが被る位置にビス(M3)1本で固定します。 ビスで固定しておかないと締付けボルトを回すときにクランプが回転します。 C鏡筒にドライバー差込穴をあけます。 Dバッフルにスライドパイプを挿しこんでクランプの効果を試験します。 クランプボルトを締めるとしっかり固定しました。大成功! Eスライドパイプにミラーを組み付けて、全て元に戻して完成です。 ----------------------------------------------- 操作テスト: @ピント調整ノブを回してピントを合わせます。 A鏡筒にあけた穴に六角ドライバーを慎重に挿しこみます。 ドライバー先端でミラーを傷つけないように副鏡側から覗きこみながらキャップボルトの頭に挿しこみます。 Bしっかりボルトを締めます。 ----------------------------------------------- 結果: @ミラーと締付けボルトが接近していますので、ドライバーでミラーを傷つけないか最初は心配でしたが、こつがわかれば問題なしです。 ただし、慣れて気を緩めると危険です。さすがにミラー直前の作業ですので気が緩むことはないと思いますが。 Aクランプ後にピント調整ノブを回して見ましたが、わずかにミラーが動きます。 ノブをニュートラルにしておけば問題ない範囲だと思いますが、クランプの再考余地もあります。 とりあえず、実際に撮影してみます。 ----------------------------------------------- 一寸不安: これで駄目ならオファキシス+ST−4の常識人になろうと思います。 でも最近ST−4も製造中止で手に入らなくなりましたのでSTVなどの高っかい物になります。 今回の対策で、解決できることを願うしかありません(^^ゞ 2001/05/25撮影(しらびそ)今回は、三脚を安定させてガイドエラーを解決して見よう!です 相変わらず不規則に星が流れますので極軸ズレではないと思いますので今回は足周りを疑っての挑戦です。 撮影場所は何時も露地ですので板を3枚敷いて三脚を乗せていますが、この板が曲者で石の凹凸でかえって不安定になるような気がします。 板と地面の間に石膏を詰めたら、かなり安定しますのでガイドエラーが治まるかもしれません。 現地で試験開始です。 地面に直接石膏を流す訳にはいけませんので、スパーの買い物袋を3点に配置します。 袋に流し込んだ石膏の上に板を乗せ、三脚を慎重に乗せます。 30分ほどで固まってから鏡筒をセットします。 撮影結果:相変わらずガイドエラー と、言うことは、足周りが原因ではない。 2001/05/14極軸望遠鏡の光軸調整最近は、撮影終了後に必ず極軸ズレを確認しますが、ほとんど合ったためしがありません。 極端にズレる事はありませんが精神衛生上良くありません。 以前、極軸目盛(レチクル?)の調整中に赤経を回転させると景色が味噌すり(上下左右にずれる)しましたが、どう考えても極軸望遠鏡が赤経軸上にないと思います。 そこで、赤経軸と極軸望遠鏡の当たり面(フランジ)にアルミ箔小片を挟みこみ軸合わせをしました。 赤経を回転させても景色は動かなくなりました。 2001/05/12撮影(平谷峠)自宅は良い天気です。2時間かけて行きましたが現地は雲が多い。 季節柄、二人連れの車のヘッドライトで撮影中止。雲で中止。 散々でした。 ガイドエラーも散々。どうしてでしょうね? |