行き当たりバッタリの改造を日誌にしました。
見づらい文面ですが私と同じシステムのかたは、肌で感じていただけると思います。
おいおい!そこまでやっちゃ駄目と危惧されている既得な方、メール待ってます。
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・撮影(地球村) ・ガイドマウント改造 ・ギア交換 ・撮影(地球村) ・SONY白黒テレビウオッチマン ・ゆらぎの原因 ・オータガイダーは思わせぶり ・CCD交換ついでに身辺整理 |
2001/03/31撮影(地球村)5枚中3枚が盛大にガイドズレ。 最近、言葉数が少なくなりました。(~_~;) 2001/03/23ガイドマウント改造あい変わらずガイドエラーです。 ガイド鏡とガイドマウントを保持している前後3点のビスを、後のみベアリングで固定しました。 4個のベアリングを中心としてガイド鏡前部が首を振ります。 これでガイド鏡の調整がし易くなり固定も確実になりました。 2001/03/19久しぶりの撮影(地球村)今回は3月2日の揺らぎが解消できたのかが最大の目的ですから、何時もの近場での撮影です。 揺らぎ対策(平歯車を80:40に変更・バックラッシュ調整) それにしても春の空はこんなに霞がかかっていましたっけ? 望遠鏡に縁のなかった去年までは気にならなかったのに。 北極星も肉眼では確認しづらい天候のなか、去ってしまったはずのM42を撮影。かなり西に傾いていますので名古屋の光と霞で撮影結果は期待できません。ただガイドエラーが無いことを祈るしかありません。 撮影を開始してモニターを観察。前回のゆらぎは出ていませんので一安心ですが、よく見ますとガイド星が小刻みな震動をしています。星を太らせるようで気になります。 4〜5枚撮って最後に初めてのソンブレロ銀河ですが霞の中でも淡く結構大きく見えたのには一寸感激ですが、撮影中のガイド星が前にも増して震動します。 露光終了後もガイドさせてスカイセンサーのパラメーター変更をしましたが震えが止まりません。 モーターを止めれば当然震動がなくなるだろうとSTOPキーを押しました。ガイド星が水平方向に流れるのは当たり前ですが、流れながら細かく震動しています。 またまた「あれー?」です。モーターの影響とばかり考えてましたがお門違いでした。 --------------------------------------------------- 疑問: @ 風の影響か? ほとんど無風状態でしたし、時々吹いても震動に変化は見られないので可能性小と思ってます。 A シーイングの影響か? 良いとき悪いときの経験が無いのでまったくわかりません。ましてや、ガイド鏡 f 2800mm と 1/2インチCCDの組み合わせでの影響なぞ見当がつけられません。今後、色んな条件を経験するしかないと思います。 どなたか推測できましたら教えてください。 B モニターを交換したので目立った? 4インチブラウン管モニターにしたために、あたりまえの震動?が見えるようになった。 つまり、この程度の震動は気にするなってことか? --------------------------------------------------- 今回はリバーサルフィルムですので現像が遅くて撮影結果がまだ出ていません。 仕上がりを待ってから、あれこれ考えればいいのに性格がこんなもんですから。 撮影結果: 5枚中3枚が盛大にガイドズレ。 2001/03/15スカイセンサーのモーター平歯車を 80:40 に交換しました。80歯が大きいので一先ずカバー無しで確かめようと思ってます。 交換ついでに再度赤道儀をチェックしたのですが、鏡筒が無いときにウオームを手で回すと非常に軽く回りますが鏡筒を載せるとかなりしぶくなります。オーバーに言えば、ウオームホイールとウオームの当たり面が油幕を破って直に接触している感じです。( 荷重でウオームのバックラッシュが0になったわけではありません。) ウオームは単にバックラッシュだけではなくホイールとの位置関係も重要だと思いますので、バックラッシュが少なく伝達効率の高い位置を見つけて再調整すれば多少軽くなるかもしれませんが、赤経軸自身の抵抗がはるかに大きく影響してると思えます。(ベアリングを使用していればそこそこのウオーム調整でも非常に軽く回るはずですが) 前回のゆらぎの原因すべてが軸受けの問題ではないでしょうが、軸受けの抵抗は少ないほうが良いに決まってます。 そこで又々改造‥‥‥とはいきません。 ベアリングを付けようにもダイキャストの肉厚が薄い。小さいベアリングで下から2点支持もウオームが邪魔して不可能。 あれこれ考えましたが「こりゃー赤経軸周りを自作したほうが早いだろう」の結論がでました。 まだ細部の検討はしてませんが赤経軸さえ流用できれば周辺の自作はそんなに難しくなさそうです。 とは言っても、やっつけ仕事で出来るものではないので今後の課題としときます。 2001/03/12赤道儀のゆらぎはさておき、モニターを換えました。液晶モニターはガイド星の輝度・コントラストが見る角度で大きく変わってしまい調整がしづらいです。画面も2.5インチ。 当初から不便を感じてたので何時ものオークションで大型の液晶モニターを物色しましたが手におえない金額です。 あきらめて別の方式のモニターが無いかと色々検索しますとSONYとオリンパスでメガネ形の液晶テレビがありました。 見る角度で画面変化がない(あたりまえ)。これはいい!とメーカーHPで色々調べましたが画素数が少ないのと、斬新なデザインが私には似合わない、と申しますか周りの人に今以上に変人扱いされそうであきらめました。 いよいよ最後の手がブラウン管白黒TVですが、かさばるし消費電力が多そう。 思い出したのがTVインタフォンのモニターです。薄っぺらいブラウン管を使ってますので、これを改造しようかと考えましたが多分TV規格でないのでこれもあきらめました。 その直後オークションでSONY白黒テレビウオッチマンを見つけたのです。なんとTVインターフォンと同じ扁平ブラウン管(4インチ)で単2電池4本orDC6V。 3000円で落札、昨日届きました。 15年前の製品の為かAV入力が特殊な形状です。またまた自作のはめに。 AGA−1につないで十字線のみの確認ですが、どんな姿勢でもハッキリ確認できて非常に見やすいです。 TVも見られますので撮影中に‥‥‥‥そんな余裕ないでしょう(~_~;) 前回まで使っていた液晶モニターはTVではありません。またまた良からぬ考えが出てきました。 せっかくTV受信できますのでUHF送信器をAGA−1に付けてワイアレスでモニターしたいなーと。 さて、自作‥‥‥‥? 私、アナログ・デジタル・メカは大好きですが高周波は全く駄目です。生まれてこのかたズーとアレルギー体質です。 ですから既製品の物色しか考えられません。 オークションにありましたがこの手の商品は怪しげな物が多くて心配です。 秋月のキットは安価ですがケースの細工が面倒そう。どちらにするか検討中。 ガイド成功率が低くてモニターに釘付けになっている私の考えることです。 2001/03/04一昨日のゆらぎの原因を推測してみました。まず、揺らぎの現象を説明します。 モニター上でガイド星が十字中心を境として星2〜3個分左右にゆっくりずれます。 周期は約10〜20秒程度ですが目を離していたスキにずれることがありますので何とも言えません。 ----------------------------- 推 測 @PECでカバーする。 以前、ウオームの加工精度により緩やかなブレが発生するかも知れないと思いPECを試験しましたが効果ありませんでした。 このときはガイドアイピースの代わりにオートガイドの調子がいい時にPEC登録して試験をしましたのでいいかげんです。再度確認する必要があるかも知れません。 A各ギアの精度不良。ならし運転で直るかも。 Bモーターのハンチング(天文ガイドでは「しゃっくり」と言ってますが昔は「しゃくり」と言ってたように思います。) モーターが原因ならスッテピングモーターに交換かDCモーター回路に手を加えてハンチングを押さえようか. ----------------------------- 検証しました ひとまず駆動系の確認をします。赤道儀に鏡筒は乗せず、バランスウエートシャフトのみ取り付けて試験。 鏡筒を載せて実負荷試験が良いのでしょうが、赤経軸を360度回すため、先ずはこの方法で。 @回転音の確認 スカイセンサーで赤経モーターを回すと180度しか回りませんしフィードバックがかかりますのでモーターに直接12Vを加えグルグル回転させました。周期的に音が変化します。 ●ウオームのバックラッシュが少ないので少し広げますが変化なし。 ●平歯車のバックラッシュが何時の間にか少なくなっていたので少し広げました。良くなった。 ●以前、平歯車を45:36に変更しましたが45歯が少し偏心しているので赤緯側の平歯車と交換。かなりよくなった。 ●残りの周期音はモーター側のギア音です。赤緯モーターと入れ換えるが、かえってうるさくなったので取りやめ。 各ギアーのバックラッシュ調整が原因でしょうか? A震動の確認 360度回転させながらウエート軸に軽く手を添えて負荷をかける。 ●不規則な震動がかすかに手に伝わってきます。 ●モーターのハンチングやギアーの震動のようですがこの程度でゆらぎが出るのか疑問です。 Bモーターの負荷変動の確認 日周動作中にモーターに負荷をかけて動きを見ました。(手で平ギヤーのボスを握ります。ギヤーに巻き込まれますと大変危険です) モーターの電圧波形をオッシロスコープでモニターします。 ●わずかにギクシャクした回転になります。 ●スカイセンサーのパラメーターを1〜3まで変えましたがほとんど変化はありません。(音は多少変わりますが) ●モーターと電源の間に抵抗(5W22Ω)を入れてトルクを落として再確認しました。 徐々にモーターの負荷をかけると回転が落ちてきます。電圧波形のデューティー(ON/OFF比)が変化しますが正規回転を維持させるほどは変化がありません。 回転が落ちてから手を離すと急激に正規の回転角まで進みます。(この現象を天ガでは「しゃっくり」と言っているのかなぁ?) この確認でわかったことは(多分) ・サーボ系のフィードバック量がすくない? ・望遠鏡制御のため、意識的に量を少なくしてあるのでは?(イナーシャの大きいモーターを使用している等コストダウン?) ・スカイセンサーのパラメーターはフィードバック量を変えるものでしょうが、変化量が少ない。(暴れるのを嫌って?) ・フィードバック量がすくないため、わずかな負荷変動(赤道儀の赤経軸の抵抗・バックラッシュが少ない各ギアーの抵抗等)でゆらぐのではないか? ・負荷変動要素の一つとして赤経軸のコジリが影響しているのかも知れません。 現在の積載重量が約10Kgですのでスッペクぎりぎりです。このスペックも眼視対象だと思いますので直焦では実質スペックオーバーだと思います。 鏡筒を乗せずに赤経軸を手で回すと軽いのに鏡筒を乗せると重くなります。その上、冬季でグリスが硬くなっているので益々負荷が重くなっているような気がします。私、望遠鏡で撮影を始めてから−5℃〜−15℃しか経験がありません。(~_~;) ----------------------------- 対策予定 @負荷をできるだけ軽くする。 ・バックラッシュ調整をシビアにする。 ・モーターユニットの取り付けを強固なものにする。 (チョットした衝撃でずれてバックラッシュが変動します。) ・極軸照明ユニットを取り外す。 (不動点に近づけて軸の抵抗(ラジアル荷重?フリクション?)を少しでも少なくする。(もう実行しました) ・グリスが柔らかくなる春まで待つ。 (こんなことは絶対にしません) ・軽量化をする。 (既に考えられる軽量化対策をしたつもりです。C−8のカメラ取り付け台をはずしたり、ガイド鏡を軽いケンコーにしたり、撮影中はファインダーをはずしたり。これ以上どうしたもんか?) Aトルクを上げる。 平歯車のギアー比を大きくする。 (本来の40歯2枚を80歯と40歯(0.5モジュール)に交換。天ガの記事を見て現在45歯と36歯に交換してありますがトルクアップは単純計算で1.25倍です。大して効果がないと思いますので導入速度を犠牲にしてでも2:1にして見ようと思っています。) B赤道儀を買い換える。 (金銭的負荷が掛かり過ぎて財布がスペックオーバーです。夢です) 2001/03/03オートガイダーは思わせぶりです。あの十字LEDの動きは「おー、真面目にやっとる」と誉めて上げたい気分ですが、昨日オートガイド中にSS2000でガイド星をずらしてみましたら、ずれたままで中心に戻る気配がありません。緑のLEDが時々点灯しますのでAGA−1君は真面目にやってるつもりなのでしょう いったい何を見ながらチョコマカしてるのかわかりませんが、画面上のノイズなのでしょうか。 再度ゲイン等の調整をしたら言うことを聞くようになりました。 これからはガイド開始後に必ずSS2000でガイド星をずらせて、復帰することを確認してから撮影開始したいと思います。 2001/03/02撮影(地球村)とうとうオリオン星雲は逝ってしまいました。 ポートラ800を1本調子で使ってましたがオリオン星雲亡きあとのポートラは使う気がしないので1本残して FUJI プロビア400F で挑戦します。 ポジのラチチユードの狭さが心配ですが+1増感とやらをやってみてポートラ800の荒さと比較してみたいんです。 ガイドずれでてこずっている人間がえらそうなことを言ってます。 さて、結果は前回と同様でした。相変わらずモニターのガイド星が赤経のみふらつきます。前半は弱風だったので風のせいだと思っていましたが後半に風が治まってもゆっくりふらついています。 アレと思ってAGA−1を中止しましたがふらついています。 いやー大変です。赤道儀かモーターの影響だと思います。ガイド鏡を2800mmにしたので今まで気がつかなかったゆらぎ見えるようになったのでしょうか。根本的な問題になる心配がでてきました。つまり所詮GP−D。所詮DCモーターのスカイセンサー?。 ショックです。早とちりならいいのですが。 交換したCCDはなんとなくガイド星見つけやすくなった程度しかわかりません。 私、星の等級は全く知りませんので前回のCCDと比較しようがありません。m(__)m 2001/03/01ワテックのCCD(Neptune100)に交換しました。B05−3Mでもそれほど苦労しなかったのですがF28のガイド鏡なので感度の高いCCDにしたほうが安心です。 CCD交換ついでにケーブルのハーネスを整備しました。 赤道儀から降りてくるケーブルをスパイラルチューブでまとめていましたが柔軟性に欠けていますのでシールド用網チューブ(名称はわかりません。黒の導電性プラスチックネットです)に変更しました。 まとめたケーブル本数は スカイセンサー赤緯1本 ・ヒーター2本 ・CCD電源1本 ・CCD映像1本 ・CCDコントローラー1本 ・吸引チューブ1本 |