あれこれ
2002
06/25
本番撮影まで間がありますと、余計なことをあれこれ考えてしまいます。
ゴタクはいいから結果だけ見せろ!と怒られそうですが、イメージトレーニングの独り言ですので宜しくお願いします。

○冷却CCD並?
所詮、汎用CCDです。いくら冷却してもピクセルサイズが大きい冷却CCDには及ばないでしょう。
ですから大それた考えは捨て、E995画像と比較してどの程度グレードアップされるかが当面の問題です。

○ピクセル面積はE995と変わらない(わずかに小さい)
S/Nもほぼ同等と考えれば、露出時間が1分から5分に増えても、S(シグナル)も増えるがN(ノイズ)も増える。
結果はE995と変わらないような気がしてきます。 まさか!
アンプのようなS/N論を当てはめるのが間違っているようですが、専門家ではありませんのでこれ以上考えても無駄です。
時間を掛けた分「何かいいことが有るだろう」に結局落ち着きます。

○ISO感度は?
E995は低レベル信号を持ち上げるためISO800にこだわって来ましたが、5分露出では無理でしょう。
ISO800露出5分のダークフレームで減算処理をすると、右上の白カブリ部の暗い星は消えると思います。
ISO100〜200が妥当な線と考えていますが、これも撮って見れば判るだろうの類です。

○輝点ノイズの影響は?
実は輝点ノイズの多さが一番面食らっています。
E995はISO800(1分露出)で2〜3個程度しか出ません。それに引き換えE5000はISO100(露出5分)でも計測不能なほど多い。露出時間の違いでしょうが、こんなに多いとは。
しかも、カラーCCDのため数ピクセルにまたがっていますので、ホットピクセル除去が難しいような気がします。
このままダークフレーム処理をすると、黒点が目立つ画像になりそうです。

○ニコンさん。バグでは?
JPEGで5分露出してEXIF情報を見ると、300.32秒と表示されますが、TIFFの5分露出は42.6秒になります。
E995も1分露出が17.17秒に表記されますが、1分以下の撮影はしませんので無視していました。
E5000は撮影条件によっては5分以下にする場合がありそうですので、露出データーが狂っていては管理が大変です。
本当にバグなら、「よくも2機種にわたって潜んでいるなぁ」と、あきれるやら虫に関心?するやらです。

(2002/6/26追記)
2名の方から同じ症状との連絡を頂きました。ありがとうございました。
早速、ニコンにバグ報告しますが、気長に待つしかないのでしょうか。