CAT-8037

SBC-M

デバッグモニター用 Z84C15 SBCボード

\24,800

■概要

 東芝製のTMPZ84C015を使用したZ80‐CPUボードです。

このボードはリモートデバッグモニタによるソフト開発を前提に設計されており0〜FFFFH番地にRAMがフル実装されています。そのため、ROM化するときのアドレスを変更することなくそのままのアドレスでモニタを使用したデバッグが可能になります。

また32KバイトタイプのEEPROMも使用できますのでオンボードでプログラムのROM化が可能です。

入出力の機能としてTMPZ84C015内蔵のI/O機能の他、8bitの 汎用出力ポート、リアルタイムクロック(オプション)があります。

 またシリアル通信としてはRS232C、RS422(RS485としても 使用可)がサポートされています。

 RAM、リアルタイムクロックのデータバックアップはボード上のニッカド バッテリーにより行います。

 EEPROMにユーザープログラムの他、モニタプログラムも同時に組み込 めばシステム納入後のメンテナンス時にもホストコンピュータと通信ケーブル だけで対応できますので、作業環境の悪いフィールドでのプログラムの改造・ 修正などの作業も簡単に行えます。

ブロック図 仕様

●C P U :東芝製TMPZ840015BF‐6(Z80‐CPUソフトコンパチブル)

●システムクロック:4.9152MHz

●割り込み :NMI及びINT(NMIはバス側からの入力不可)

●メモリー :R0M 32KバイトタイプのEPR0MまたはEEPR0M 1個使用可能(オプション)
RAM 128KバイトタイプのSRAM1個実装済み(0〜FFFFH番地にフル実装)
メモリー空間の0〜7FFFHはR0M、RAM共に割り付け られているため、どちらをアクセスするかはI/O空間に割り 付けられたメモリコントロールポートの設定による。RESE T時は、ライトアクセスはRAMが選択され、リードアクセス はJP1の設定によりR0M/RAMのどちらかが選択される

●パラレル入出力:Z80‐PI0相当8bit×2ポート(Z84C015内蔵機能)ビットモードのみサポート

●パラレル出力:8blt×1ポート(74ACT273による)出力電流±24mA max

●シリアル入出力:Z80‐SIO相当2チャンネル(Z84C015内蔵機能) 非同期通信のみサポート
AチャンネルはRS232C専用(主にモニタ使用時のホストと の通 信用)、BチャンネルはRS2 32CまたはRS422(R S485としても使用可)より選択

●カウンタ/タイマー:Z80‐CTC相当 8bit×4チャンネル (Z840015内蔵機能)
その内、2チャンネルは、SIOのボーレートジェネレータとし て使用

●カレンダー機能 :エプソン製RT062421実装可能(オプション)

●データバックアップ用電池: 三洋電機製N‐50SB2(ニッカド電池2.4V45mAH)トリクル充電方式

●リセット :パワーオンリセット・外部リセット・電源電圧異常リセット
リセットIC(電源電圧監視IC)富士通製MB3771

●電 源 :+5V±5%250mA MAX (270256、RTC62421B実装時)

●使用温度範囲 :0〜55℃

●付属コネクタ : オムロン XG4M−3430XG4M−1030

注)R0M、カレンダICは末実装、モニタR0Mは付属してい  ま せん。ICEは接続不可。