■概要

　Ｚ８０Ｂ‐ＰＩＯを２個実装しており、入出力インターフェースコントローラとして幅広い応用が期 待できます。

　Ｚ８０Ｂ‐ＰＩＯの持っている全ての動作モードが使用できます。但し、ビットモードにおいてはＴ ＴＬバッファの制約により８ビット単位で入出力の指定を行なうことになります。

これらのポートは全てバッファされており、同時に３．３ｋΩの抵抗によりプルアップされています。 バッファには入出力ライン用として７４ＬＳ２４５、ハンドシェイクライン用として７４ＬＳ２４３を 便用していますので、ケーブル廷長はもとよりＬＥＤ、フォトカプラ、小信号トランジスタ、マイクロ リードリレー等の直接ドライプも可能となっています。

　割り込みはディジーチェーンが使用でき各ポートの優先順位は仕様に示した通りです。又、ディジー チェーンはＡＮＤゲートを便用して伝播遅延時間の改善がしてありますので接続段数

を多くとることができます。

●ポ　ー　ト ：４ポート（合計３２ビット）　各ポートに２本のハンドシェイクラインが付属。

●動作モード ：
�@バイト出力モード
�Aバイト入力モード
�Bバイト双方向バスモード
�Cビット制御モード　入出力の設定は８ビット（ポート）単位

●バ ッ フ ァ ：各ポートの入出力ラインは７４ＬＳ２４５によりバッファ。
　ハンドシェイクラインは７４ＬＳ２４３によりバッファ。

●プルアップ ：入出力ライン.ハンドシェイクラインは3.3KΩで全てプルアップ。

●割 り 込 み ：ディジーチェーンによる。
　　　割り込み優先順位…ＰＩＯ１−Ａ＞ＰｌＯ１−Ｂ＞ＰｌＯ２−Ａ＞ＰｌＯ２−Ｂ

●電 源 ：５Ｖ±５％　６００ｍＡ　ＭＡＸ

●付属コネクタ ：オムロン ＸＧ４Ｍ−２０３０　×２